2016年4月22日金曜日

力作揃いました!(クラス掲示板より)

あっと言う間に4月も後半。新しい環境にも慣れ、ちょっと疲れが出てきている頃でしょうか。

さて、春休みに出した宿題、それぞれ頑張って仕上げてくきてくれました!

特に新2年生!発表会の演目「The Big Turnip」のスクリプトをすべて書いてくること。
まだひらがなも一生懸命書いている子どもたちに少し酷だと思いながら、
「無理な場合は自分の出た部分だけでも」といっていたのですが、
なんと!半分以上の子がすべてを書いてきてくれました。
ノートを20ページ近く使って、にはみ出すような大きな字で、懸命に書いてきてくれたのです。
(中には泣きながら書いたという子も・・)
到底、1日では終わらない量でした。毎日コツコツと机に向かって少しづつゴールを目指していく、
終わった時の達成感を味わい、自信をつけてくれたと思います。
ご家庭でのご協力の賜物です、ありがとうございました。

そしてもう一つ、「日本といえば・・」「◯◯といえば・・」というものを考えてきてもらいました。

日本といえば、桜、スカイツリー、安土城、丸山(北海道)など、そしてフランスといえばエッフェル塔、ドイツといえばソーセージ、中国といえば炒飯に万里の長城、アメリカといえば自由の女神、シンガポールといえばマーライオン、オーストラリアといえばコアラ、アフリカといえばライオン、デンマークと言えばレゴ!などなど、
力作揃いです!

レッスンで取り上げた国はごくごく一部で、自分で興味を持った国と物、そして英語のスペルを調べ、仕上げてきてくれました。どれひとつとして同じものはありません。

ステレオタイプな事を教えることは、簡単です。でも、自分で考え、調べ、完成することで、それが本人の知識になり、自信になると信じています。ご家庭で一緒に調べていただいたこと、深く感謝いたします。

2016年4月20日水曜日

違う角度から見てみよう!

久々にレッスンの話です。

今月の2年生のテーマは「世界の国々(part1)」。
とっても壮大なテーマですが、まずは世界地図と地球儀を使って
日本の位置を確認。地図ではもちろん日本が真ん中です。

そして、次に、もう一枚の地図を・・。














「あれ?日本は?」
「なんか違う〜」
様々な声が飛び交います。

お解りですか?大陸の配置が普段我々が見ているものと左右逆になっています。
もちろん、これを丸めて地球儀にしたら、どの国も元通りの位置。
実はこの地図はアメリカ、ヨーロッパ、中南米、アフリカ等で使われています。

この地図だと日本がFar East(極東)にあることがよくわかります。
東南アジアもまさにアジアの「東南」、中東の国々という表現もしっくりきますよね。

ちなみに韓国、中国などアジアの国では、
日本と同じく太平洋が中心の地図が主に使用され、
オーストラリアでは自国を中心にするため南北が逆さまになったものや、
アメリカを中心にするためにアジアが真っ二つに分かれた地図もあるようです。
やはりどの国も自分を中心に置きたいのですね。

地図ひとつとっても色々な見方があり
角度を変えると見えるものも変わってくる。

気づいてくれたら嬉しいな〜。

オーストラリアの地図。
もはや何もかもが違って見えます(笑)

2016年4月13日水曜日

内側からは気付けないこと

前回のブログで、外に出て初めて気付く自分の国の良さを綴りました。
そして、今回は「実は自分の国のことをまったく知らない自分にも気付かされた」
という話。

シンガポールで休日に公園を散歩していて、その公園内にある小さな博物館の前を通りかかった時の事。
その外にいた現地の方に話しかけられ、
「日本人?ならここ見ていかなちゃ」と半ば強制的にその博物館に入ることに。

そして、その中で見た事実に衝撃を受けたのです。

そこはいわゆる戦争博物館で、第二次世界大戦中に日本軍がシンガポールを占領していた当時の惨状が蝋人形、映像、音声など様々な形で展示されていました。

罪もない子どもたちを一撃で仕留める日本軍、大量虐殺、銃声、うめき声・・
いかに日本人が過去にひどいことをしたか、目を覆いたくなりような事実を
まざまざと見せつけられました。

学生時代、歴史は勉強したはずなのに、恥ずかしながら全くその事実は知らず、
日本語を話せる年配の方の事も特に気に留めることもなく・・。

ショックでした。たとえ過去のことであっても、
日本人がこんな残虐な事をしていたという事を目の当たりにして。

博物館から出るとき、最初に声をかけてくれた方に謝りました。

「本当にごめんなさい。こんなひどいことをしていたなんて知らなかった・・」

すると、その男性は

「いいんだよ、分かってくれれれば。過去のことだから。今は日本とは仲がいいだろ」

そして最後に
"forgive, but never forget." と付け加えました。
「許す、でも決して忘れない・・」

何年たってもあの時の言葉が忘れられません。

今では”親日派”も多く、戦後の墓地跡地には日系のデパートがそびえ立っています。

右も左も分からない”外国人”の私は、その国で多くの人に親切にしてもらい、助けられて
暮らしていました。

人々は過去を受け入れ、未来へ進んでいる。

あの言葉を思い出す度に、身の引き締まる思いがします。











2016年4月4日月曜日

桜の季節に思うこと

桜が満開になりました。
桜だけでなく色とりどりの花と新緑の芽吹きを見ると
なんだか気持ちも明るくなります。

日本人にとって、桜は特別な花のような気がします。
それは、出会いと別れ、新しいことが始まるこの季節、
桜はその象徴なのかもしれませんね。

以前、赤道直下のシンガポールに住んでいた時、
クリスマスも、お正月も夏休みも・・暑い!
雨季、乾季など若干の気温の変化はあるものの、
タンクトップから半袖になる程度でした。
タクシーに乗ると、運転手さんが挨拶がわりに
"Singapore has three seasons. Hot,Hotter,Hottest!!..haha"
と、中学の文法の練習みたいな持ちギャグを
自慢気に披露してくれます。しかも一人二人ではなく結構な確率で・・。

そんな衣替えの必要のない生活は楽ではありました。
でも、4月には無性に桜が恋しくなり、秋には紅葉が恋しくなるのです。

季節の移ろいを大切にし、旬の食材をいただく。
日本を離れて、それがどんなに素敵なことなのかを改めて感じました。


中にいる時には見えない事が、外からだと見えるようになる
同時に知っているようで実は自分の国のことをまったく知らない自分にも
気付かされました。

その話は、また改めて書こうと思います。