2017年5月26日金曜日

英語の音、日本語の音

久々の投稿です

最近、レッスンでチャンツ、特にジャズチャンツをよく採り入れています。
ジャズチャンツとは米キャロリングラハムさんが考案したチャンツ。
英語のリズムはすべて4ビートのリズムに乗っているという概念です。

日本語がタンタンタンと縦揺れするのに対し、
英語はタータタータと横にスウィングしながら話すイメージ
と言えば少しピンときていただけるでしょうか。

そのジャズチャンツではリズムはもちろん、正しく、きれいな言葉(educated english)、日常ですぐ使える表現を使えるようになることを意識しています。

例えば、最近取り入れたチャンツでは・・

「昨日夢見たの・・」という生徒の一言から選んだ
"I had a dream last night"
食べ物がたくさん出てくる楽しいチャンツです。

習い事で忙しい!という子どもたちに
"Busy,Busy,Busy"
月曜から土曜までは忙しい!でも日曜はフリーよ
という歌

などなど
HPのチャンツのコーナーにアップしてありますので、是非ごらんください。

すべて生きた英語、生きたシチュエーションでのフレーズばかりです。

そしてこれらをネイティブの音のまま聞き取る、読む、真似することにより、リスニング力、リーディング力がついてきます。

BGMとしても良いので色々聴いてみてください。

そして、園児さんが取り組んでいるのは音節(syllable)の認識。

日本語には一文字ずつ母音と子音の組み合わせがあるので、文字の数だけ音節があります。
たとえば
オ・レ・ン・ジなら4音節。
英語では
or・ange の2音節。

よく英語の辞書で単語が区切られている、アレです。

その音節を意識することで、英語独特のリズム、感覚を身に付けていきます。

今はやっているのが2ー3ー1の音節のチャンツづくり。
例えば、果物、野菜などのカテゴリーから自分たちで選んでチャンツを作っていきます。
orange,banana,peach.フンッ!
orange,banana,peach.フンッ!
この”フンッ”は手拍子だったり掛け声だったりの一拍なのですが、
子どもたちはこの”フンッ!”がお気に入りで何度も何度も言ってくれます。

ただこちらが言った単語を繰り返すだけではなく、自分で選んでチャンツを作ることで、その単語を言うことに”意味”が出て来る

”意味”があることで、気がつかないうちに何度も単語を声に出し、覚えている。
楽しいだけでなく、ちゃんと”意味”があることを行っていくことで、
子どもたちの身になっている、と考えています。





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